ソーシャルレンディングをはじめてみた – その2 みんなのクレジット



ソーシャルレンディングは投資。リスクはある

ソーシャルレンディングは各案件における貸付先が破たんでもしなければ元本が減ったりなくなったりするわけではありません。ですので株やFX、先物取引、競馬や宝くじに比べると比較的安全な資金運用方法のように思えます(競馬や宝くじはギャンブルですが・・・)。また不動産投資のように大きな金額を要するわけでもなく、数万円の投資から可能なので、資金の少ない個人でも簡単に参加できます。

しかしながらあくまでも投資ですので、必ずリスクは伴います。決して銀行預金のように元本が保証されているわけではないのです。今現在投資しているソーシャルレンディングサービスの会社や投資している案件が今まで問題を起こしていないとしても、いつまでもそのまま順調にいくとは限りません。歴史も知名度も信用もある上場会社ですら上場廃止になったり、倒産したりするのですから、まして高金利でしか借りることのできない会社への貸付に参加するのですから、この先どこかで必ず焦げ付きや破たんは起きるでしょう。

そしてそれらの要因は経営陣の失敗だけに限らず、国内や世界の経済状況の悪化など、どうにもならないような外的要因にも左右されるのです。

そういう事態が必ず起きるということを踏まえた上で投資しないと、いざ痛い目に遭った時に慌てふためくことになってしまいます。

それでもみんなのクレジットの高配当やキャッシュバックは魅力

とは言え、やはり配当利回りは魅力的であり、私がやり始めたみんなのクレジットが実施しているキャッシュバックも魅力的です。ですのでリスクを念頭に置きながらも各案件を慎重に検討しながら投資を続けてみることにしました。

2016年10月末の最初の投資から12月末までの約2か月に、各案件に10万から35万という小口で合計220万円ほど投資しました。12月末に最初の配当があり、9,251円がみんクレ(みんなのクレジット)の私の口座に入りました。まだ配当の支払いが開始していない案件もあるのでやや少なめです。他に合計228,000円のキャッシュバックが入金されていました。たった2か月で、すでに10%を超える配当に相当する金額をキャッシュバックで先取りしてしまったわけです。当然これから毎月配当も入ってくる予定です。

案件に投資し、その投資が確定すると数日後にキャッシュバックが入ってくるのですが、これをまた投資資金に回すことにより、キャッシュバックで得た資金がさらに配当を生むことができるのです。

キャッシュバックは様々なキャンペーンとして行われています。例えばクリスマスボーナスキャンペーンとか、スペシャルコンビボーナスといって複数の案件に投資するとキャッシュバックを得られるキャンペーンとか、成約ローン実績20億円突破記念ボーナスキャンペーン等々、頻繁に行われています。そして投資金額に対するキャッシュバックの額も各キャンペーンによって様々です。

みんなのクレジットでの私の投資の仕方

キャンペーンに該当する案件に投資した直後に、もっといいキャンペーンが出現したりしますので、私の場合、割のいいキャンペーンと条件の良い案件が揃った時に投資するよう心掛けています。

案件は貸付先やそのプロジェクト内容、配当利回り、運用期間、一括返済であるか否か、担保付きであるかどうか、保証付きであるかどうかを確認し、リターンとリスクのバランスを考えて投資します。みんクレの場合キャッシュバックがあるので、比較的運用期間の短いものを選ぶようにしています。早く回収できればまたキャッシュバック付きで再投資が早くできるからであると同時に、ソーシャルレンディングがリスクのある投資だという思いが心理的に早く回収しようとさせるからでもあります。

みんなのクレジットのサポートは大丈夫か?

そんな感じで投資して今のところ(といってもまだほんの2か月ほどですが)は順調であり、ちょっとお得感を実感していますが、ある時みんクレの自分用の管理画面を見たとき、口座情報ページに表示されている現在の残高と異動明細という入出金の明細及び残高を表示するページの残高に差異がありました。みんクレの口座に振り込んだ金額が口座情報ページにはきちんと反映されているのに、異動明細のページでは反映されいなかった為に残高に違いが出てしまっていたのです。そこでみんクレに問い合わせフォームから問い合わせをしました。

しかしすぐには返事が来ませんでした。このまま待ち続けるわけにもいかないので、メールを出してから4日後に電話で問い合わせてみました。電話に出た担当者に内容を伝えると、「確認して折り返し電話をします」と言われたので電話を切ってしばらく待ちました。しかしながら4時間くらい待っても折り返しの電話がなかったので、再度確認の電話をすると、「確かに振り込んだ金額は確認できましたが、システム上の問題で異動明細には何故か反映されていなかったようです」との回答でした。そして「システムの担当者と連絡を取って修正しましたらまた連絡します」と言われたので、また待ちました。

そしてそれからまた4時間くらい経ってからようやく電話があり、修正完了の連絡をいただきました。確認すると確かに修正され、正しい残高になっていました。それにしても電話をしてからここまで8時間もかかってします。もう少し手際よくできないものだろうか、と少し不満に思いました。ですが、それ以前に問い合わせメールの返信がなかった事が不満であり不安です。いえ、もっと言えばそもそも何で残高が表示するページによって違っていたのか。一体どんなシステムを使っているのだろうか。この会社は大丈夫なのだろうか?システムの事でついでに言うと、運用予定表という、配当予定を表示するページがあるのですが、そのページがとても重い。なかなか開いてくれないのです。

でもまぁ、みんクレはまだサービスを開始して1年も経っていないのだから、これからどんどん改善してくれることを期待することにしました。

みんクレに対する疑問点をきいてみる

またある時、ボーナスキャンペーンのキャッシュバックについてわからない事があったので質問の電話をしました(今回は、前回問い合わせメールで返信が来なかったので直接電話をかけて聞くことにしました)。単純な内容だったのですぐ解決したのですが(どんな質問をしたのかは忘れてしまいましたが)、担当者が「他に何か不明な点等ございますか?」と聞いてきたので、ずっと疑問に思っていた事を尋ねてみました。

つまり、配当利回りに加えてキャッシュバックまで会員である投資家に支払う事で、実質15%を超えてしまう場合があるのに、利息制限法(100万以上の貸付の場合の利息上限は15%)を守りながらどうやって利益を得ているのかという疑問です。

担当者からは、広告宣伝費をあまりかけていない事、全ての会員がキャッシュバックを利用しているわけではない事、借主から利息とは別に広告宣伝費をもらっている事などの回答が得られました。

広告宣伝費をあまりかけていないという話は、あっちこっちでウェブ広告を見るし、ポイントサイトでも見かけるのでちょっとどうかなと思いましたが、全ての案件でキャッシュバックキャンペーンが利用されているわけではない事と借主から広告宣伝費をもらっているという話はなんとなくではありますが理解できました。本当であれば納得できる話しです。

まぁ他にも利益を得る仕組みをもっているのでしょうが、とにかくどこかしっくりこない部分は少しだけ解消されました。あとはキャンペーン等で積極的に再投資を促している事も資金を流出させずにうまく回す方法の一つなのでしょう。

ただそれでもやはり急激に資金を集めている感があるので、過去の悪徳金融商法のように先々で資金繰りに苦しんで計画倒産をするなどの事態が起きなければいいのですが。

みんクレのシステムが改善された

それはそうとこの記事を書いている日の数日前にみんクレのシステムが改善されたようです。

サイトの外観はあまり変わっていないのですが、管理画面(マイページ)内の各ページや案件詳細ページの内容が変わり、いくぶん見やすく、そして使いやすくなったような気がします。

特に以前は非常に重くてなかなか表示されなかった運用予定表が軽くなり、かつ情報が増えました。各配当がどの案件のものであるか、またその配当は何日分であるか、税額がいくらであるか等が追加されました。また、異動明細も以前は日付と入出金の金額が表示されているだけでしたが、入出金の適用(内容)も表示されるようになっていました。運用予定表に追加された情報や異動明細の適用欄等は、本来はあることが当たり前の項目であり、今までなかったことが不適切だったのだと思います。みんクレは先日まで金融庁の検査が入っていたようなので、きっと指摘を受けての追加・修正対応なのでしょう。

また、各案件の詳細ページにも、投資履歴なるものが追加されました。他にも変更点はいくつかありますが、いずれにしても以前よりは良くなったと思います。とは言え、各案件の貸付先に対する貸付条件等の情報等、まだまだ改善する余地はありそうですが。

今回は元々予定していたのか、それとも金融庁による検査で指摘されたからかわかりませんが、どちらにしても改善されたのは良い事であり、投資家を少し安心させる要因にもなると思います。この先も改善を続け、業務の方も順調に伸びていってほしいものです。

今後いつまで今のような好条件で投資できるかわかりませんが、みんクレを超えるようなサービスが現れたり、みんクレ自体の業績が怪しくなるまでは、しばらくは投資を継続してみようと考えています。