電撃殺虫器、ハエ取り棒、天然由来成分の殺虫剤、コーヒートラップを駆使して毎日たくさんのノミバエを退治しているものの、相変わらずテレビを観ていれば目の前を横切り、パソコンをやっていれば近くに止まり、食事をしていればテーブルを走り回っているのです。
もう、発生源を根本的に改善しなければいつまでたっても同じことの繰り返しになってしまう。夏の間は毎日不快な思いをすることになってしまうのです。
そこでやはりキッチンまわり、特に生ゴミの処理方法を見つめ直し、改善してみることにしました。
当たり前だけど、発生源をなくすことが大事
今までは生ゴミはフタ付のゴミ箱の中にゴミ袋を入れ、その中に入れているだけでした。また、ゴミの回収日に捨てられない事もありました。食後の皿もしばらく放置してから洗っていた事もありました。
それをまずは、ゴミ箱の中の袋を閉じ、今までゴミ箱のフタに頼っていた密閉度を上げ、より臭いが漏れないようにしました。またゴミ回収日には忘れずに必ず生ゴミは捨てるようにし、食後の皿も放置することはせずできるだけ早く洗い、シンクもきれいにするようにしました。今までも決して生ゴミを溜めこんだり、食後の皿やシンクもきちんと洗っていましたが、今まで以上にやってみたのです。
するとどうでしょう。なんとノミバエが劇的に減ったのです!たったそれだけの事で。
よかった!住環境の事もあり、半ば諦めかけていたノミバエの尽きる事のない発生を、実に簡単で当たり前の事をしただけで劇的に減ったのです。
ホッとしました。しかし反面、何故こんな簡単な事に目を向け、先にしなかったのかという後悔の念に駆られたりもしました。
もちろんまったくノミバエがいなくなったというわけではありません。ちょっと気を抜くとすぐに発生しますし、発生したノミバエを全て駆除できるわけでもありません。また、飲食店に囲まれた住環境ということもあり、家の付近の発生源までは抑えることができませんので。
しかしながら、キッチンまわり、特に生ゴミ処理の徹底と他の駆除対策を徹底していれば、ほとんどノミバエを見かけなくなる程度までできたのです。ハエ取り棒や電撃殺虫器で捕まえるノミバエの数も劇的に減りましたし、天然由来成分の殺虫剤を使用することもほとんどなくなりました。
これでも十分かもしれませんが、蓋付きの現在のゴミ箱を、より密閉性の高い蓋付きのゴミ箱に変えるなど、改善できるところは改善し、これからもより効果的でできるだけ簡単な方法を見つけて実施していきたいと考えています。
まとめ
予防
- ノミバエを誘引する食べ物は出しっぱなしにせず、必ずしまっておく。
- 食後の食器等はできるだけ早く洗う。
- 生ゴミは臭いが漏れないよう、袋を閉じ、密閉性の高い蓋つきのゴミ箱に入れる。
- ゴミ、特に生ゴミは回収日に忘れずに出す。
駆除
- 電撃殺虫器は有効
- ハエ取り棒、ハエ取りリボン、ハエ取りシートは有効
- 天然由来成分の殺虫剤は至近距離からの噴射に有効
- コーヒートラップも有効
NG駆除
- ノミバエには一般的な殺虫剤は効きにくい。
- ノミバエには市販の一般的な誘引剤入りのコバエトラップはほとんど効かない。
- ノミバエにはめんつゆトラップはほとんど効かない。