ノミバエとの闘い – その1 まだそれほど気にならなかった頃



引越しによる環境の変化

ノミバエとの本格的な闘いは2014年の6月に今の場所に引っ越してきた時から始まりました。

新居は駅からは近くまわりに各種店舗や飲食店も多い、商店街に面した小さなマンションの2階。便利な立地の良さに惹かれてここを選んだのでした。

その便利なはずの立地がコバエの発生を助長するとは、引っ越す前までは考えもしませんでした。

確かに今までも比較的便利な場所を選んで住み、ちょっと油断するとコバエが発生してしまうことはありましたが、簡単に駆除出来、キッチンまわりをきれいにすれば居なくなったので、真剣にコバエ対策を考えたことはありませんでした。

しかし今回の新居はちょっと状況が違います。私の部屋の下の階は飲食店で、両隣のビルにも飲食店が入っています。商店街でもあり、住んでるマンションが小さいこともあり、両隣のビルとは隙間が1メートルもあるかないかというぐらい接しています。まさに飲食店に囲まれたような場所なのです。もっと上の階ならともかく2階なので、その影響は少なくありません。

そのためか、ベランダに出ると焼肉の臭いや唐揚げの臭い、ニンニクの臭いなどがプンプンします。そして暖かい時期になるとマンションの居住スペースの入口付近にはハエやコバエが飛び回っているのです。引っ越す前の下見の時にはわからなかった盲点でした。

最初は気楽に考えていました

そんな中、1回目のコバエの季節である夏がすぐにやってきました。

引っ越しの際に出きるだけ荷物を処分しておいたため、最初の夏はまだ荷物もそれほど多くなく、掃除もしやすかったためか、発生するコバエも気になるほどではありませんでした。

なので最初は、一般的なハエ・蚊用のスプレー式の殺虫剤とワンプッシュで部屋のすみずみまで届くという市販のコバエ用殺虫剤を買って使用しました。

一日一回寝る前にワンプッシュ式殺虫剤を使用し、日中は目の前を飛び回るコバエに一般的な殺虫剤を噴きかけて駆除するという、なんの工夫もない方法で対処していたのです。

ワンプッシュ式殺虫剤は毎日やっていたのにそれでもコバエがいたので、その効果には疑問を持っていましたが、気休め程度にはなるので使用しつづけました。

それでも1年目は私にも家族にも時間に余裕もあり、掃除やゴミの処理、特に生ゴミの処理もきちんとしていたこともあってコバエの数も気になるほどではありませんでした。なので、コバエによる不快指数はそれほど大きくならずにコバエの季節を終えることができました。

ノミバエ対策(特徴・駆除・予防方法)